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用語集
アプリの画面と帳票に出てくる言葉をまとめています。
適格請求書(インボイス)
消費税の仕入税額控除を受けるために、売り手が買い手へ交付する請求書です。登録番号・税率ごとの対価の額・税率ごとの消費税額など、6つの記載事項が必要です。
まるっと請求書が発行する請求書は、この6項目を満たす形で組み立てます(→ インボイス制度への対応)。
登録番号
適格請求書発行事業者の登録番号です。法人は「T」+法人番号13桁の形になります。
設定 ›[発行者情報]に入力します。会社名と登録番号の両方が入力されていないと、書類を新しく発行できません。
軽減税率
飲食料品と、週2回以上発行される新聞の定期購読に適用される税率です。現在は8%です。
2027年4月1日から2029年3月31日までは、飲食料品が1%になる予定です(法案は2026年9月時点で未成立)。帳票では、軽減税率の対象品目に※を付け、下部に注釈を印字します。
非課税・不課税
消費税がかからない取引です。アプリでは区別せず、まとめて「非課税」として扱います。
Shopify で「税金を請求する」がオフの商品や、税額のない明細が該当します。会計ソフトの仕訳CSVでは「対象外」の区分で出力されます。
輸出免税
国外へ発送した商品と、その送料です。消費税法上は「免税」で、課税売上に含まれます(課税売上割合の分母と分子の両方)。
非課税・不課税(会計ソフトの「対象外」)とは別に扱わないと、課税売上高から輸出の分が抜け、免税点・簡易課税の判定に使う売上も少なく出ます。そのため帳票では「輸出免税対象」として独立した行に印字し、仕訳CSVでは各社の「輸出売上」にあたる区分で出力します(→ 消費税の計算)。
端数処理
消費税額の1円未満を、切り捨て・四捨五入・切り上げのいずれかで処理することです。設定 ›[会計・税]で選びます。
インボイス制度では税率ごとに1回だけ行います。明細行ごとに行うと、行数が多い請求書で金額がずれます。
税込(内税)・税抜(外税)
Shopify から取得した金額を、消費税を含む額として扱うか、含まない額として扱うかの区分です。
既定は Shopify の注文の設定に合わせます。税込として扱う場合は、税率ごとの税込小計から消費税額を逆算します。
税率ごとの内訳
税率ごとの小計(税抜)と消費税額の組です。帳票の「税率ごとの消費税額等」の欄と、会計ソフトの仕訳CSVがこれを使います。
発行した時点の内訳を書類ごとに記録するため、仕訳CSVでは消費税額から小計を逆算しません。軽減税率と標準税率が混在する請求書でも貸借が一致します。
税区分
明細をどの税率グループに分類するかの区分です。アプリでは標準税率・軽減(特例)税率・非課税/不課税・輸出免税の4種類です。
会計ソフト側の「税区分」(課税売上10%・輸出売上 など)は各社が定める固定の文字列で、仕訳CSVの出力時に対応づけます。
税額調整(Override)
Shopify の自動計算と会計ソフトの計算結果にずれが出るとき、消費税額を手動で入力して金額を一致させる機能です(Basic 以上)。
調整すると帳票に「税額調整済み」と印字されます。送料の課税漏れや税率の設定漏れは、この機能では直りません(修正する場所は Shopify の税設定です)。
合算請求書
複数の注文を1枚にまとめた請求書です(Pro)。月末締め・翌月請求の運用に使います。
消費税は合算後に税率ごとに再計算するため、端数処理は1請求書につき税率ごとに1回です。注文ごとの請求書とは別のデータとして保存され、[発行済み請求書]の一覧にも並びます。
締め日
その月の請求の対象を区切る日です。20日締め・月末締めのように、1〜28日または月末から選びます(Business)。
締めルール
締め日・支払日・土日祝の扱いを組み合わせた、取引先ごとの請求の決まりです(Business)。
「20日締め・翌月10日払い(土日祝は前営業日)」のような形で取引先に登録します。休業日は土日・祝日・12月31日〜1月3日です。従来の「翌月末払い」は、月末締め・翌月末払いと同じ意味になります。
締め処理
締め日を選び、その締めルールの取引先ごとに対象の注文を集計して、取引先ごとに1枚の合算請求書をまとめて発行する画面です(Business)。
集計と発行の2段階に分かれており、集計結果を確認してから発行します。
お支払期限
請求書の代金をいつまでに支払っていただくかの期日です。
取引先に登録した締めルール(または支払条件)から計算します。合算請求書では独立した欄に印字し、注文ごとの請求書では備考欄に「お支払期限:2026年10月31日」の行として入ります。Business プランでは Shopify の注文の支払条件にも書き込めます。
売掛金
入金がまだ記録されていない合算請求書の残高です(Business)。
[BtoB取引]›[売掛金]で、取引先ごと・お支払期限を過ぎた日数ごと(期日前/1〜30日/31〜60日/61〜90日/91日以上/期日なし)に集計します。CSV でも取り出せます。
取引先
請求書の宛先を登録しておくマスタです(Pro)。
宛先名・住所・メールアドレス・支払条件・Shopify の会社・顧客タグを登録できます。最大250件まで登録でき、CSV でまとめて登録・書き出しもできます。
取引先ポータル
会社(B2B)のお客様がお客様アカウントから、自社あての合算請求書と領収書を取得できるページです(Business)。
既定では会社の主担当者だけに表示します。設定で、会社のすべての担当者に広げることもできます。
見積書
受注前にお客様へ提示する金額の見積りです(Pro)。
Shopify の下書き注文として保存され、管理画面またはストアフロントのカートから作成できます。登録番号は印字しません(見積書は税額の証憑ではないためです)。PDF を添付してメールで送信し、お客様に承認していただくこともできます。
受注
見積書を、支払い待ちの注文に変換することです(Pro)。
見積書の詳細画面の[注文にする]で行います。電話・FAX で受けた注文や、振込・掛け払いの取引に使います。注文の消費税は Shopify の税設定で計算されるため、見積書で指定した税区分は引き継がれません。
納品書
商品を納めたことを示す書類です。金額を印字しない設定もできます。
請求単位が「発送単位」の店舗(Pro)では、Shopify の発送ごとに、その発送分だけを金額つきで発行できます。
領収書
代金を受け取ったことを示す書類です。支払い済みの注文に対して発行します。
明細と取引日を載せる設定もできます。お客様ご自身でも発行できます(無料プランでも利用できる唯一の書類です)。入金を記録した合算請求書に対する領収書も発行できます(Business)。
返還インボイス(適格返還請求書)
返品・値引き・割戻しがあったときに交付する書類です。
まるっと請求書では、次の合算請求書の中で「返品・取消」として差し引き、1枚の書類で請求書と返還インボイスを兼ねます(Business)。行ごとに返品・取消の日・元の取引の日・元の請求書番号を印字します。
上代・下代・掛率
卸の取引で使う価格の呼び方です。上代が標準小売価格、下代が卸単価、掛率が「下代 ÷ 上代」です。
Shopify の B2B では、会社向けカタログの価格が明細の単価(下代)になり、商品の通常価格が上代にあたります。会社の注文で上代が下代より高い明細があるときだけ、帳票に上代と掛率の列を追加します。
発送単位の請求
「締め日までに発送した分だけを請求し、残りは翌月に回す」請求のしかたです。
設定で店舗ごとに選びます(既定は注文単位)。送料は注文ごとに1度だけ計上します。注文詳細からの個別の請求書は分割せず、注文まるごとを請求します。
請求済みの記録
どの注文・どの発送をすでに請求したかの記録です。
同じ発送分を二重に請求しないための仕組みで、請求書の作成と同じ処理の中で記録します。合算請求書を削除すると記録も解除され、その注文をもう一度請求できる状態に戻ります。
電子帳簿保存法
帳簿・書類を電子データで保存するときの要件を定めた法律です。
電子で交付した請求書は、取引年月日・取引金額・取引先名で検索できる形で保存する必要があります(施行規則4条)。[発行済み請求書]の画面がこの3項目に対応します(→ 電子帳簿保存法への対応)。
仕訳CSV
会計ソフトに取り込むための仕訳データです(Pro)。
弥生会計・freee・マネーフォワードの3形式に対応します。借方が売掛金(税込合計)、貸方が売上高(税率グループ別の税込額)です。3社とも仕訳の金額は税込です。
Shopify の会社(B2B)
Shopify の B2B 機能で登録する法人の顧客です。会社の下に、店舗(会社ロケーション)と担当者が紐づきます。
取引先に会社を紐づけると、注文一覧を取引先で絞り込めるようになり、合算請求書を店舗ごとに区切れます。会社を使っていない店舗でも、取引先に顧客タグを登録すれば締め処理の対象になります。
お客様アカウント
お客様が注文履歴などを確認する、Shopify のログイン画面です。
「新しいお客様アカウント」と「従来(クラシック)」の2種類があり、従来のお客様アカウントでは注文状況ページのブロックが動作しません(Shopify の仕様)。サンクスページのブロックと、通知メールに貼るリンクは動作します。
PO番号(買い手の発注番号)
買い手が自社の発注管理に使う番号です。Shopify の B2B のチェックアウトや管理画面の注文で入力されます。
請求書と納品書の右上に「PO番号」として印字し、合算請求書では明細の注文番号に添えます。記録のない以前の書類には印字しません。
印影
帳票に押印する社判・角印の画像です(Basic 以上)。
設定 ›[デザイン]でアップロードします(PNG / JPEG・500KB 以下)。ロゴも同じように登録できます。